私たちが今日、行きたいところに向かっていくことができるのは、私たちの足がそこへ連れていってくれているからです。靴下とはそんな「足」を包み、守ってくれる大切な存在です。
あらゆる衣服の中で、もっとも頑張り屋さんなのが「靴下」。一日中踏まれつづけ、湿気や温度に耐え、泥や土などあらゆる汚れにも文句を言わず、ただただあなたを守ってくれています。だから靴下を扱うときは、とくに「労り」の気持ちを忘れずに。
擦れていたり、穴の空いている靴下は、もうヨレヨレのおじいちゃん。たくさん働いて、疲れて、きっともう「休みたい」と思っています。お役目から解放して、楽になってもらってください。手放すときは「ありがとう」の言葉をかけてあげましょう。
もし、靴下がヨレヨレのおじいちゃんだらけになっているときは、自分に対する「労り」が足りていません。モノの扱い方は、自分の扱いと同じ。「休んでないで、もっともっと頑張らないと!」と、ついつい自分に厳しい言葉をかけてはいませんか?
「ヨレヨレのおじいちゃん」を手放すことは、「限界まで頑張らなきゃいけない」と鞭打つ自分を手放し、「すでに十分頑張っている自分」を認め、「頑張りすぎない自分」をゆるすことなのです。
たくさんあるときはカテゴリーを分けてあげましょう。
(例)
・靴下(春夏用)
・靴下(秋冬用)
・タイツ、ストッキング
・その他(レッグウォーマーや、スポーツ用、など)
動画で解説しているので、こちらのよりご確認ください。
100円ショップ(ダイソーやキャンドゥ)で売っている「不織布仕切りケース(S)」をよく使います。ケースの中に仕切りのないシンプルな形のものがおすすめです。
それでは、さっそく靴下のお片づけに取り組んでみましょう!